頑張って大学に入学して、もちろん授業もしっかりと受けて面白いし、学校生活も充実している、それでもふと昔の夢を追いかけたくなるって時、あります。
子供時代から夢だった声優。
みんなにその夢を語ってみても、「そんなに簡単になれるもんじゃない」って言われることもあります。
「不安定な収入の仕事だから」とか、否定的な意見を言われたり。
大学生になってそれなりに充実した生活送っていても、やはり声優になりたい夢を追いかけたくなる時もあるでしょう。
そうした時、声優になるには、どうしたら良いのか、考えてみたいと思います。
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プロの声優になるには⇒①専門学校か養成所へ
大学生がプロの声優になるには、何よりも、演技の勉強をしなくてはなりません。そのための専門学校もしくは養成所に入所する必要があります。
大学の専攻が演劇だったりした場合、一応演技の基礎は授業にあります。でもそれだけでは声優としての演技、充分ではありません。
学科が演技とは関係ない場合はもちろん、演技を身に着けなくてはいけません。
もし高校時代に演劇部とかの経験があったとしても、それでプロ声優にすぐなれるはずもありません。
まずしなくてはならないことは、声優としての演技を勉強できる場を探すことです。
幸い今では多くの声優になるための専門学校やスクール、養成所が存在しています。そうした場でまず演技を勉強、業界へのラインを手にしていきましょう。
プロの声優になるには⇒②学費の準備
大学生からプロの声優になろうとしたら、まず第1に確認しておきたいのは、資金です。
世知辛いようですが、軍資金がなければ養成所や専門学校に入ることもできません。
もちろん未成年の場合親の承諾も必要になりますが、20歳以上ならそちらは特に問題はありません。
でも大学の費用を親に出してもらっている場合でも、これ以上の金銭負担は親にかけたくありませんね。
なので、まずは軍資金を貯めることです。小遣い程度では無理なので、夢を叶えるためのバイトをして入学金や学費を工面しましょう。
プロの声優になるには⇒③大学はどうするか?
声優になることと思い立ったら、次に確認したいことは、大学をどうするのかということです。
大学に通いながら声優のための勉強をしていくのか、それともせっかく入学した大学を中途退学して、全日制の声優育成スクールに入るかですね。
これは当人の覚悟の問題もあります。
専攻が演技以外の大学の場合、まず演技力を身につけること、演技の基礎を学ぶことから始める必要があります。
となると、できれば全日制のスクールに入学しておきたいですね。
でもせっかく受験勉強して入れた大学、これを退学するのは勿体ない、と考えた場合には全日制でなく夜間部とか週1回コースのある学校を選ぶのがおすすめです。
いずれにしてもどちらの道を選ぶのか、まず自分に確認しておきましょう。
プロの声優になるには⇒④養成所のオーディション?
大学生が声優を目指そうと思った時、次に確認しておくべきことは、スクールに入学するのかそれとも養成所のオーディションを受けるのかです。
養成所の場合、その劇団なりプロダクションの付属として設立されていますので、卒業後そのプロダクションに入所できる可能性が高くなります。
しかし、養成所の場合、オーディションがあることからも分かるとおり、ある程度の演技の基礎が入っていないとまず受かることができません。
演技経験のある人の場合、養成所のクラスは割と大学の授業と並行して受けられる時間割が多いので、そう言った意味ではおすすめです。
ただ演技の基礎もない場合は、スクールや専門学校に進む必要が出てきます。
このどちらを選ぶのかも、将来の起点になりますので、自分自身に確認しておきましょう。
プロの声優になるには⇒⑤スクール・専門学校のコース
次に確認しておくべきことは、スクールや専門学校の場合、どういうコースを選ぶかです。
これは大学をどうするかにも関わってきますが、全日制のスクールでしっかりと学ぶのか、それとも大学の授業に支障のないようにするのか、考えなくてはなりません。
大きな規模の専門学校とかスクールには、夜間部や通信教育の講座も整っています。
少しは演技の基礎がある場合、そして大学と並行して学びたい場合は、夜間部や通信講座がおすすめです。
しかし、1から演技を学びたい場合、これはもう全日制のスクールへの入学になりますね。
こうなった場合、大学を放り出しても叶えたい夢なのかどうかを、自分に確認しておいてください。
プロの声優になるには⇒⑥具体的な目標
次に確認しておきたいことは、具体的な目標があるかです。
つまり、目標とするべき声優や役者がいて、そうした人を目指して声優になりたいのか、それとも自分自身の目的として声優になりたいのかです。
大学生ともなれば、憧れるだけでは夢を叶えられないということも十分に理解のできる年代です。
自分自身の目標がどこにあるのか、未来的にどういった展望を描いているのか、これを自分自身にもう1回確認してみてください。
正直子供と違って、この先の分かれ道が決まると行って過言ではないのが、大学生です。
具体的な展望がなく、何気にということは人生的にも危険ですよね。
声優に憧れるだけでなく、将来的な展望もしっかりと把握してあることを確認してください。
大学生がプロ声優を目指すとき絶対確認すべきこと
私は大学では演技を専攻しましたが、実際に劇団のレッスンも並行して受けた経験があります。
どこが違うかといえば、やはり劇団やスクール、養成所などの場合、実践的な授業をしてくれるということです。
理論がどうしても大きな部分を占めがちな大学の演技と、現場で使えるテクニックを教えてくれるスクール、これは大きな違いがあります。
ちなみに大学と劇団のレッスンは、私の場合、幸い並行して行えました。
大学生の場合将来の問題と夢の間で、現実的に揺れてしまう時期です。現実もわかってきていますし、でも夢もまだ捨てきれないと言う年代です。
その夢、叶えられるチャンスがあるのなら、追求してみてくださいね。
プロの請求を目指すときには、学校選びを慎重にしなくてはなりません。
「プロダクションとの繋がりがあるか」
「卒業後プロになれるか」
「オーディションは?」
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