声優業界でも、若いうちからのデビューする方が増加しつつあります。
若い人たちも、出来るだけ早い声優デビューをと考えるようになっています。
これはある意味非常に良いことなんですが、でも中卒でのプロの声優志願はどうでしょう。
中学卒業したらすぐに専門学校とかで声優の勉強をしたい、そう思う人かなり多いのです。
しかし何より未成年の中卒なので、声優育成のスクールなどにも結構制限もあります。
どうしたら声優なれるのか、どういう方法が効果的なのか、予めしっかりと確認しておきましょう。
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中卒でプロ声優になるには?
中卒がプロの声優になるのにはどうしたらいいのか、これをまず簡単に考えてみましょう。
中卒以外でも声優という職業を目指すには、それなりの訓練をする必要があります。つまり専門の学校や養成所、スクールなどで学ぶ必要があるのです。
まず何よりも、そうした学校の中で中卒でも受け入れてくれる学校を探すことから始めなくてはいけません。
行動を起こさないことには、何のコネもないのにデビューは出来ませんので、そのところしっかりと自覚してください。
専門学校は高卒からという規則がありますので、中卒だ養成所や、劇団の研究生でレッスンを受けるというのが、プロ声優への現実的な道でもありますね。
中卒がプロ声優になるためには⇒親の承諾が必要
中卒が声優になるには、絶対に必要なことの第1は、親の承諾です。
親の承諾がなければ、スクールに入ることも養成所に入所することも出来ません。
現実的な問題として、レッスン料なども親に出してもらわなくてはならないのです。
- 親が賛成してくれること
- 親が資金を用意してくれること
- 劇団や養成所の入所を承諾してくれること
これらが必須になります。
声優デビューできれば、その程度のお金は自分でと思うかもしれません。それを目標にしても良いでしょう。
まずは、親の賛成と承諾がもらえるように。まずこれを確認してくださいね。
中卒がプロ声優になるためには⇒学びの受け入れ先を探す
中卒が声優になる為に確認しておくべきことの第2は、受け入れ先を探すことです。つまり声優としての勉強ができて、デビューのバックアップをしてくれる場所ですね。
高卒になれば、専門学校にいくらでも入学が出来ます。しかし専門学校では中卒の入学は認められていません。
なので他のスクールとか養成所、劇団を探す必要があります。
正直なところ、あまり多くはないのですが、声優になりたいという意志が硬ければ探すことなど苦になりませんね。
いくつかの養成所や児童劇団では中卒でも受け入れてくれていますので、できるだけ自宅に近いそうした受け入れ先を見つけてください。
中卒では一人暮らしも出来ませんので、近場であることは必須です。
中卒がプロ声優になるためには⇒お金が必要
中卒が声優を目指すために、何より確認しておきたいことの第3は、資金です。世知辛いけどこれは、どうにもしようのないことです。
劇団に入るにしても、養成所でレッスンを受けるにしても、ある程度のお金がかかります。
専門学校ほど高額ではないですが、それなりにお金が必要なんです。
ここでまた保護者の出番になります。たとえお小遣いを貯めておいたとしても、小遣いだけではとても足りないのがこうしたレッスン代です。
これを親が出してくれるのか、また出すだけの経済的余裕があるのか、これを確認しておかないと先には進めません。
中卒だと、どうしても夢が先に立ちがちですが、こうした現実にも目を向けて確認しておいてください。
中卒がプロ声優になるためには⇒高校はどうするか
中卒が声優を目指す時に確認しておくべきことの第4は、今は中卒だけど高校をどうするのかということです。
いや中卒で声優目指すんだから高校とか問題外、と答えが帰ってくるかもしれませんね。でもこれ大事なことです。
というのも、アニメでも舞台は高校生活が多いのですね。中学生の学校生活と高校生では、これ大きな違いがあるんです。
これを知るためだけでも、高校生になることも視野に入れておく必要があります。
まあ正直おすすめは、全日制の高校に行きつつ通信講座とか、週1回の夜間講座とかで勉強することです。
途中でデビューが決まれば、もちろん言うことはありませんが、そうでなくても高校生活というものを身体で知ることが出来るのです。
声優としての活動に、プラスになりますね。
高校をどうするのか、これも確認しておきたい大事なことです。
中卒がプロ声優になるためには⇒心の強さ
中卒が声優を目指す際に、何よりも確認しておきたいことの第5は、何があっても続けられるのか挫折しないのか、と言う心の強さです。
まだまだ子供の年代なので、ちょっとしたことで揺らいでしまうこと、生活上で多くありますね。
しかし声優になりたくて高校卒まで待てない、すぐに勉強してデビューをと言う場合、この決心が硬くなくては未来が開けません。
養成所の先生に怒鳴られても、下手くそと言われても、他の子がデビューしていくのを横目で見ることになっても、絶対にやめないという心の強さ、確認してください。
もちろんまだ若いので、他の道への転進も効きますが、逃げ道無く頑張れるのかを自分にしっかりと確認してきたいですね。
本気でプロを目指すとき絶対に確認すべきこと
中卒で声優目指すなんて、勇気があるなあと感心します。
というのも昨今では、高卒でも学歴的には足りないとみなされる風潮だからです。その中で中卒でというのは、これは情熱と強い意志があって初めて出来ることですね。
非常に困難な道ですし、まず親の了解を得るのに苦労すると思います。
それでもくじけずにすすめるだけの意思があれば、デビュー後も良い声優として活躍ができることでしょう。
まあ先達としては、高校は通信制でもいいので卒業しておいたほうが、と付け加えておきますね。
プロの請求を目指すときには、学校選びを慎重にしなくてはなりません。
「プロダクションとの繋がりがあるか」
「卒業後プロになれるか」
「オーディションは?」
資料請求や、学校説明会への参加は必須です!