高等学校卒業程度認定試験とは?⇒受験資格、試験科目など
高等学校を卒業していない人向けに、高等学校卒業と同程度の学力があることを認定する試験です。この試験は文部科学省が認定する公式の試験となります。
既に大学入学資格を持っている人は、高卒認定試験を受験することは出来ません。
受験資格 |
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申込期間 | 第1回:4月下旬〜5月下旬 第2回:8月下旬〜9月中旬 |
試験日 | 第1回:8月上旬の2日間 第2回:11月中旬の2日間 |
受験料 | 7科目以上:8500円 4〜6科目:6500円 3科目以下:4500円 |
受験地 | 全国各地 |
試験科目 |
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現役の高校生でも受験することは可能ですが、満18歳に達していない者が高卒認定試験に合格した場合、18歳の誕生日から合格者として扱われることになります。
高卒認定試験ではマークシートによる選択式の問題が出題されます。
試験科目は、上記の中から8科目を選択して受験することとなり、8科目すべてに合格することで高卒認定となります。
一回の受験で全科目合格する必要がないので、科目合格を繰り返して合格する方が多い点に特徴があります。
高等学校卒業程度認定試験の受験者数・合格率
受験者数 | 2万人強 |
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合格率 | 40〜46% |
高等学校卒業程度認定試験に合格すると?
高卒認定試験に合格すると、大学や専門学校の受験資格を得ることができます。
また、各種資格試験においても、高卒資格保有者と同等の扱いを受けることが出来ます。
企業の採用試験の際にも、履歴書に高卒認定を受けている旨を記入することが出来て、高校卒業者と同等の扱いを受けれるメリットがあります。
大検とは何が違うのか?
高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験)は、従来試「大検」と呼ばれていました。
名称が変わったものの、大枠の制度に変更はありません。
しかし、
- 試験科目が減少
- 試験科目が変更
という主な変更点がありました。
高卒認定試験では、試験科目数が減ったため、受験者にとってはより合格しやすい試験となっています。
高卒資格とは違うのか?
「高卒認定」試験に合格しても、高校卒業資格を貰えるわけではありません。
「高卒認定」試験は、高校を卒業者と同程度の学力があることを認定する公的試験です。
合格しても、高校卒業資格はもらえませんが、試験に合格すると、国立・公立・私立の大学、短大、専門学校の受験資格を獲得できます。
大学進学の際だけでなく、国家試験の受験資格や、民間・公務員の採用試験のときに威力が発揮されます。
高等学校卒業程度認定試験の受験対策
高卒認定の受験対策としては、通信講座や予備校を利用する人が多いです。
中でも、通信講座の「ユーキャン」を利用する人が多いでしょう。
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