歯科衛生士になりたい方に向けてお話しします。
最後に、歯科衛生士になるには?というお話もするので読んでみてください。
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歯科衛生士の仕事にやりがいを感じるとき
皆さんは仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?
私達はお給料をもらうために仕事をしますが、それだけのためではなく、日々の仕事の中でやりがいを感じる事が出来たら素晴らしいですよね。
人から感謝された時、目標を達成した時、人それぞれやりがいを感じる場面は違うと思います。
歯科衛生士という職業は、とてもやりがいのある職業だという事を皆さんに是非知ってもらいたいのです。
歯科衛生士は、年配の方からお子様まで様々な年齢層の方と接する機会があります。
歯科医師と連携して、
- 予防処置
- 診療補助
- 保健指導
などを行い、患者さんの口腔内を管理します。
歯科治療にいらっしゃる患者さんは、ほとんどの方が不安な気持ちを持ちながら来院される事が多いです。
「痛くされたらどうしよう」
「先生やスタッフが怖かったりしたら嫌だな…」
人それぞれ異なる気持ちを抱えながら来院されます。特に初診の患者さんはドキドキしながら来院される事でしょう。
そんな時は、私達スタッフ、歯科衛生士の出番です。
術者側と患者側であれば、もちろん患者側の方が立場が弱くなりがちです。
患者さんは、歯科医師に直接相談できない事は、私達、歯科衛生士スタッフにこっそり話してくる時もあります。
そのように、患者さんが話しかけやすい雰囲気作りも私達の仕事であると感じます。
だから歯科衛生士は、時にはプライベートな話しにも耳を傾け、親身になって話しを聞き、リラックスしてもらうようにしなければなりません。
以前私が働いていた歯科医院は、年配の方が比較的多く、世間話などをしてくる患者さんも多くいらっしゃいました。
「今度〇〇に旅行しに行くのよ〜」
「最近歳のせいか身体が弱ってきてね…」
「近くにあの店が新しく出来たの知ってる?」
など、まるで美容院にでも来たかのようにお話しされる方もいらっしゃいます。
患者さんと会話をするうちに、歯科治療だけに訪れる患者さんだけではない事に気付きました。
中には、旦那さんや奥さんを亡くされて、寂しくて誰かと会話したくて来院しているんだろうな…という方もいらっしゃいました。
治療するためだけに訪れる場ではなく、時には患者さんの心の拠り所となる場である事が、患者側から求められる歯科医院であると感じます。
忙しい時ほど、患者さんの言葉に耳を傾けてください。そうする事で、患者さんとの信頼関係を築く事ができます。
治療終了後に、
「あなたと話したら楽しいわ」
「ここに来るのが楽しみなの」
「話してスッキリした!」
などと言ってもらえた時は、歯科衛生士という職業を選んで良かったなーと思いました。
患者さんの口腔内をより良くする事、歯科衛生士としての技術や知識のステップアップも確かにとてもやりがいが感じられます。
しかし、その他にも歯科衛生士としてやりがいを感じられる事がたくさんあるという事を知ってもらいたいです。
次に、歯科医院・クリニックの仕事内容についてお話しします。
各機関での歯科衛生士の役割についてのお話しです。
「市町村の保健センター」で働く歯科衛生士の仕事内容とやりがい
市町村の保健センターで働く歯科衛生士は、市民の方々のために歯科保健の具体的な企画を考案したり、システムの向上をはかったりする役割があります。
保健センターでの歯科衛生士の主な業務は、
- 保育園や小学校での歯磨き集団指導
- 高齢者に対する口腔診査
- 在宅の高齢者の訪問歯科
- 乳幼児の歯科検診でブラッシング指導やフッ素塗布
- 妊婦さんや大人の方に対しての歯科予防相談
などです。いずれもやりがいがある仕事です。
「総合病院」で働く歯科衛生士の仕事内容とやりがい
「総合病院」で働く歯科衛生士は、病棟の口腔ケアをはじめ、
- 入院している患者さんの口腔管理
- 施設への訪問
- 口腔外科外来での診療補助
- 手術室での介助
などの業務を行います。いずれもやりがいがある仕事です。
「大学病院の歯科・口腔外科」で働く歯科衛生士の仕事内容とやりがい
歯科衛生士が「大学病院の歯科・口腔外科」で働く場合、
- 手術後の口腔機能の維持
- 食べものが誤って肺に入ることで起きる誤嚥性肺炎の予防
- 診療の補助や介助業務
- 虫歯や歯周病等に対する予防処置
- ブラッシング指導や生活習慣指導などの保健指導
などの業務を行います。こちらもやりがいがある仕事です。
「介護施設」で働く歯科衛生士の仕事内容とやりがい
歯科衛生士が「介護施設」で働く場合、
- 口腔機能維持管理
- ブラッシング指導
- 誤嚥性肺炎の予防
- 義歯管理
- 定期的な歯のクリーニング
などの業務を行います。とってもやりがいがある仕事です。
「福祉施設」で働く歯科衛生士の仕事内容とやりがい
歯科衛生士が「福祉施設」で働く場合、福祉施設の業務内容も介護施設とほぼ同様の業務内容となっているところが多いです。
- 摂食
- 嚥下指導
も行います。やりがいがあるでしょう。
「医療機器などの歯科関連企業」で働く歯科衛生士の仕事内容とやりがい
歯科衛生士が「医療機器などの歯科関連企業」で働く場合、
歯科関連企業における、商品の開発、研究、営業など、
歯科衛生士としての知識を活かす事ができます。企業特有のやりがいがある仕事ができます。
「専門の養成機関」で働く歯科衛生士の仕事内容とやりがい
歯科衛生士が「専門の養成機関」で働く場合、学生に担当教科の指導を行います。
時には、実演などを交えた講習会を、歯科医院で働く歯科衛生士の方などに説明する機会もあります。
教えることは大変やりがいがある仕事です。
歯科衛生士になるには?
歯科衛生士になるためには、最低3年間、専門学校などの養成機関に通う必要があります。
養成機関を経て、国家試験に合格し、国家資格を取得する必要があります。
高齢化社会である今、歯科医院だけでなく様々な場面で歯科衛生士は必要とされています。
歯科衛生士は、とてもやりがいを感じられる職業だと思いますので、歯科衛生士なろうか迷っている人は検討してみてくださいね。
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