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注目!歯科衛生士が向いてないと悩んでいる方へ【転職も検討してみて】

現役・歯科衛生士
現役・歯科衛生士
歯科衛生士が向いてないと悩んでいる方は読んでください!

歯科衛生士として新たな一歩を踏み出した時に誰でも壁にぶつかる時があります。

歯科衛生士はとても魅力的な仕事ではありますが、人それぞれ様々な悩みもあるでしょう。

今回は、自分が歯科衛生士が向いていないと悩んでいる方へ向けて記事を書いてみました。

この記事を読んで、もしかしたら考えが変わるかもしれません。悩んでいる歯科衛生士の皆様のお力になれたら嬉しいです。

歯科衛生士が向いていないと悩んでしまう3つの理由

❶患者さんとのコミュニケーションが上手くいかない

歯科衛生士の仕事はただ黙々と歯石を取ったり、院長先生のアシスタントをするだけではありません。

患者さんの治療計画を立て、その患者さんにどのようにアプローチしたら口腔内や生活習慣などが改善するのかを考えるのも歯科衛生士の仕事です。

実際に私も勤務してみて、専門学校時代の経験からは想像できないほど、こんなにも患者さんとのコミュニケーションを取る必要があるのだと驚きました。

歯石除去についての説明
抜歯後・術後の説明
ブラッシング指導
治療計画・プラン説明
患者さんの不安を取り除くような言葉掛け

など…様々な場面で患者さんとコミュニケーションをとる必要があります。

患者さんにも様々なタイプの人がいます。

素直に自分の話を聞いてくれる患者さんもいれば、何を言っても聞く耳持たない患者さんもいます。

歯科衛生士は比較的年齢が若い場合が多いため、自分よりも若い歯科衛生士に指導されるのを嫌がる患者さんも多いです。

新人歯科衛生士に担当されるのを嫌う患者さんもいます。時にはクレームをつけられる場合もあります。

「あ〜痛い!歯石取りってこんなに痛いの⁉︎」
「今日の人、すごい下手だった!もうあの人担当にしないで!」
「そんな話は聞いていない!話が違う!説明が違う!」

などと大声で怒鳴られる事もあります。

そのような時にどのような対応をとるべきかを普段から考えておく必要があります。

時には単なるクレーマーという場合もありますが…患者さんは、不安があるからそのような態度をとってしまう場合もあるのです。

❷先生に怒られた

歯科衛生士としての初めての勤務先で、全く怒られずに過ごしている人はまずいないでしょう。

大半の先生は、早く仕事を覚えて戦力になってほしい!と考えているのです。

しかし、中にはただストレスを発散するかのような怒り方をする先生もいます。

家庭でのイライラをスタッフに当たる先生や、治療がうまくいかない・スムーズにいかなかった時にミラーやピンセットなどをスタッフに投げつけてくる先生もいるようです。

時には、

「なんでこんな事も出来ないんだ!」
「歯科衛生士なんだから出来て当たり前だ!」

などと罵られる事もあります。

そのような先生がいる歯科医院で新人歯科衛生士の方が働く場合は、ある程度の我慢強さが求められます。

そのような事が日常的に続くと、自分だけどうしてこんなに怒られるのだろう…歯科衛生士に向いていないのかもしれない…と考えるようになります。

自分を追い詰めて怒られるという緊張感から、またミスをする悪循環となってしまうのです。

❸衛生面が気になる

初めて勤務するまでの間にある程度、歯科衛生士の学校で口腔内をみる機会はありますが、実際はもっと様々な処置にアシスタントとしてつかなければなりません。

一番分かりやすい処置は抜歯です。

アシスタントとしてサクションや粘膜保持などをしますが、当たり前ですが口腔内からは出血があります。

血液を見たり、触ったり(グローブはしますが)する事が苦手な方は歯科衛生士として働くことは難しいかもしれません。

歯科医院によっては外科処置が多いところもあります。

歯科衛生士が向いていないと悩んでしまいがち

専門学校に通っている時に途中で、口腔内を触る事が衛生的に気になるという事で学校を辞めてしまった方がいました。

そもそも衛生面が気になるという方は歯科衛生士は難しいのかもしれません。

私は、正直に言うと手先があまり器用ではないことが悩みでした。

学校でも周りの友達は細かい作業が好きで、TEKなどを作っても上手に出来ていましたが、私はなんとなく型を作るのがやっと…といった状態でした。

そもそも細かい作業は大嫌いでした(^^;

周りと比べてみて自分は絶対に歯科衛生士には向いていないのだと思っていました。

歯科衛生士が向いていないと悩む方に、オススメの悩み解消法

歯科衛生士が向いてないと悩んでいる方に言いたいのは、

誰でも得意分野があるはずだ

ということです。

私は細かい作業こそ今だに苦手な方ですが、ブラッシング指導や患者さんの不安を取り除くような声かけなどは意外とすんなりと出来た方だと自分では感じています。

不思議な事に自分で上手く出来たと達成感を感じた時、苦手な事も克服できるような前向きな気持ちに切り替える事ができました。

向いていないと感じるポイントを補えるような、自分の得意分野を見つける事が大切です。

自分が得意な事を見つけて作業していくうちに、自然と自信もついてきますし、そのことが仕事全体のクオリティを上げてくれる気がするのです。

他の歯科医院への転職も検討すべし

それでも今の歯科医院で働いていけないと悩んでいるのであれば、迷わずに他の歯科医院へ転職しましょう。

向いていないと感じるのは、現在の職場の環境が合っていないからかもしれません。

自分の魅力を引き出す事ができる歯科医院はきっとあるはずです。

転職する際に注意すべきこと

転職する際の注意点ですが、自分がなぜ今の職場を辞めるのかもう一度よく理由を考えましょう。

辞める理由が、外科処置が苦手だから転職するという人は、なるべく外科処置が少ない歯科医院を選択するでしょう。

ポイントとしては、ホームページなどに、インプラントなどと記載してないない歯科医院が良いかもしれません。

上記でも述べたように、自分の得意分野をもう一度考えてみましょう。

得意でなくても、自分はこれならできるといった事を見つけるのです。見つかったら、まずは見学に行く事をオススメします。

そこで、その歯科医院はどんな仕事をする事が多いのか、

抜歯が多いのか、
ブラッシング指導が多いのか、
スケーリングが多いのか、
補綴物を調整する事が多いのか…

歯科医院によって本当に患者層も違いますし行なっている治療内容も様々です。
簡単に言うと、自分のアピールポイントを探すのです。自分の強みですね。

歯科衛生士を辞めたいと悩む方へ

皆さんは歯科衛生士になるために一生懸命勉強して資格を取りましたよね。

「向いてないから歯科衛生士やめよう」

そんな風に思っている方もいると思います。

実際私も何十回、何百回辞めようと思ったことか…

でも、人には得意、不得意が必ずあります。

不得意なところばかりを考えて悩むよりも、自分はこれならできる、得意ではないけど出来ないわけではない。

そういった事を積み重ねていけば、少しずつ歯科衛生士としての仕事が楽しくなってくるはずです。

一人で悩まず、誰かに相談してみるのも良いでしょう。悩みを打ち明ける事で、考えも変わるかもしれません。

どうせなら歯科衛生士ライフ、楽しんだ者勝ちです!

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