合格者ノート

【楽々・合格者勉強ノート】債権譲渡等の規制と保証に係る求償権の規制⇒貸金業務取扱主任者試験対策

短期合格者
短期合格者
貸金業務取扱主任者試験の合格者ノート「11ページ目」です。

ここでは、債権譲渡の規制の他に、保証等に係る求償権の規制についてまとめています。

債権譲渡等の規制

債権譲渡等の規制

貸金業者は「貸付けに係る契約」に基づく債権を譲渡しときは、譲受人に対して書面通知する。

債権譲渡通知書面の記載事項

・その債権が貸金業者の貸付けに係る契約に基づくこと
・譲受人は貸金業法の規制を受けること(罰則も適用される旨)

・契約締結時書面の記載事項
・極度方式基本契約の、契約締結時書面の記載事項
・保証契約書面の記載事項

・その債権の「譲渡年月日」と「債権の額

取立て制限者に対する債権譲渡等の禁止

*貸金業者は、次の者が「取立て制限者(暴力団員または法令違反者など)」であることを知ることができた場合には、債権譲渡等をすることができない

・貸付けの契約に基づく債権の譲渡をする場合⇒譲受人
・取立ての委託をする場合⇒委託先

*貸金業者は、次の者に債権譲渡等した場合には、その者が法令違反等を起こさないように「相当の注意」を払う

密接な関係を有する者
・貸金業者の親族、
・貸金業者の代表者、営業所等の業務統括者
・貸金業者の議決権の「過半数」保有株主

保証等に係る求償権等の行使の規制

*求償権を取得することになる保証業者(または受託弁済者)貸金業者(債権者)との間の「保証契約」も、債権譲渡等と同様に規制する必要がある。

*貸金業者は、保証業者(または受託弁済者)に対して、保証業者が将来取得する求償権および代位債権についてや、「貸金業法の規制」や「罰則」が適用される旨を書面通知する。

*貸金業者は、保証業者(または受託弁済者)が「取立て制限者」であることを知ることができた場合には、保証契約(弁済委託)することはできない。

*貸金業者は、次の者と保証契約(弁済委託)した場合には、その者が法令違反等を起こさないように「相当の注意」を払う。

密接な関係を有する者
・貸金業者の親族、
・貸金業者の代表者、営業所等の業務統括者、
・貸金業者の議決権の「過半数」保有株主

 

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目次

1.貸金業法および関係法令分野

目的・定義 (A) ノート1 問題集1
貸金業者 (AA) ノート2 問題集2
貸金業務取扱主任者 (A) ノート3 問題集3
禁止行為・広告・勧誘 (B) ノート4 問題集4
貸付けに関する規制 (A) ノート5 問題集5
基準額超過・極度方式基本契約 (AA) ノート6 問題集6
生命保険契約、特定公正証書 (AA) ノート7 問題集7
契約締結前書面、契約締結時書面 (AA) ノート8 問題集8
保証契約、受取証書・債権証書 (AA) ノート9 問題集9
取立て行為、取立てにおける書面 (A) ノート10 問題集10
債権譲渡等と保証契約に係る求償権 (B) ノート11 問題集11
指定信用情報機関と貸金業協会 (B) ノート12 問題集12
監督処分〜貸付自粛まで (B) ノート13 問題集13
利息、賠償額の予定、保証料 (A) ノート14 問題集14
弁護士法・サービサー法・e文書法 (C) ノート15 問題集15

2.貸付けに関する法令と実務
3.資金需要者等の保護

個人情報保護法 (B) ノート16 問題集16
消費者保護法、不当景品類・不当表示法 (B) ノート17 問題集17

4.財務および会計 (D)